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5月26日の例会

「愚者は体験に学び、賢者は歴史に学ぶ」というなら、歴史を扱う者は、愚者であり、賢者である必要があります。
なぜなら、体験によって自己を再生産しつつ、それが実証という側面を持ち、さらには歴史の理論を構成した後、それを自分の生き方に接続するという一連の流れが想定できるからです。
つまり愚者でありつつ賢者たり得たとき、歴史学者は、その流れの中に身を置くことができるかと。

そうした流れの中に一応位置づけられる考古学を扱うわけですが、それは私見としまして、今日の例会。

暑さの中、蚊取り線香を焚きつつ、とれんちに関する議論をしました。

by J.V.ウテナ
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