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深泥池周辺窯跡踏査報告

今回の踏査の目的は新フィールド探しです。
対象地は宝ヶ池南方の林山遺跡と円通寺周辺の瓦窯などでした。

林山遺跡では、遺物などを見つける事はできませんでした。
ただ、もし現在の地形が以前からも維持されていたのなら、その地形上窯業跡地というよりは、古墳のようだという意見が出ました。
文献が無いため詳細が分からず、遺物も見当たらないため、今後フィールドとなる可能性は低そうです。

その後円通寺周辺の遺跡に行く予定でしたが、久方ぶりに道に迷い、今回は円通寺方面の踏査を断念しました。
のちに、別働隊が円通寺へのルートを確認してくれたので、次回の踏査には調べられると思います。

今回の踏査では、新勧踏査予定地の深泥池の東岸窯にも立ち寄りました。
草が生い茂り、落ち葉も大量発生していましたが、窯跡周辺にはまだまだ遺物がありました。
自然釉が見られる遺物も多々ありましたが、今回の目的には沿わないので、回収はしませんでした。

結局今回の踏査も目的を達成できなかったという点では失敗といえるでしょう。
今後は円通寺方面を調べる予定ですが、他にも過去に当研究会が調べた遺跡を再チェックするのも一つの手かも知れません。

by qasireu

以下詳細
参加人数:6人 天気:曇のち雨
目的:窯跡及び灰原の確認
経過:
9:15 Dipper宅集合、林山遺跡へ出発
9:30 林山麓到着
9:45 林山頂上着、調査開始
10:15 調査終了、下山開始
10:30 下山完了、円通寺へ出発

・  円通寺を目指すが、道に迷う
・  深泥池確認組と円通寺探索組の2グループに分ける。

12:00 円通寺探索組、円通寺確認
12:05 深泥池東岸窯着、周辺の確認
12:30 調査終了、昼食後解散

結果:林山遺跡は窯跡として調査するのは困難。
反省:円通寺周辺の遺跡の調査。決断は早めにする。
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