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平岡八幡宮窯跡他踏査報告

いつ雨が降るとも分からない微妙な天候の中、少数で決行された7月の初踏査…
今回も成果はありませんでした。しかも多分これまでで一番ひどい結果ですね。

先ず最初に訪れたのは平岡八幡宮窯跡です。
閑散とした平岡八幡宮の東の林を調査しました。
見た感じ相当改変された印象を受けました。
近世以降と思われる瓦は宮近くに落ちてはいましたが、窯跡らしきものは見つかりませんでした。
もしかすると、私有地立ち入り禁止の奥にあったのかもしれません。
宮司さんに連絡をとってみると、一応まだ残っているらしいのですが、もうほとんど分からないという話でした。
それをそのまま信じるわけではないですが、ここをフィールドとする決め手になるものはありませんでした。

次に訪れた梅ヶ畑遺跡は、上下水道局なるものの敷地内にあるようでした。しかし、さすがに警察に通報されたくはないので、侵入は諦めざるを得ませんでした。

最後に法蔵寺の裏手にある乾山窯跡を訪れたのですが、法蔵寺からはお経が…
どうやら法事だったようです。何とかして裏にまわってみようとしましたが行けませんでした。東側から少し覗けたのですが、あまり窯跡らしきものはなく、本当に誰かの家の庭っぽかったです。つまりは何もなかったと言うことです。

雨もちらちら降ってくるし、ここまで上手くいかないと正直お手上げです。
今回参加してくださった方々には、遠く西域まで足を運んでもらったのに、何か申し訳ない気分ですわ。

次からはもう少し詳しく調べてから行くべきなのでしょうね、反省。

by qasireu
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