会員の呟き

例会・学習会・踏査報告から日記まで

<< 6月8日の例会 | main | 6月12日の例会 >>

浄土寺七廻り町遺跡踏査

久しぶりに山登って疲れました。これじゃ一乗寺なんて無理だ…

さてさて今日は第50とれんちに調査報告がある浄土寺七廻り町遺跡を踏査してきました。
主たる目的は今年のフィールドとして、過去の調査でよく分からなかった平坦地や石組みを扱えるかということでした。
問題となった地域は、はっきり言って謎でしたね。
城ではない事はOBの主張より明らかなんですが、では何だったのか?
侵食が結構激しいというのも影響しているのか。
特に石組みがここ周辺に見られる意義というか、その用途はざっと見ただけでは良く分かりませんでした。
何か建物の痕跡や、それを明らかにする遺物が見つかれば、ここを更に調査する意義は見出せるのではないかと思いましたが、現状のままでは厳しいかもしれません。

その後、すぐ近くの中尾城跡の南から中心辺りまで見てきました。
OBの丁寧な解説により、その魅力がひしひしと伝わってきたのは確かです。結構かなり深い堀切なんかもあって、かなり楽しかったですし。

今回の踏査では目的に沿った結果はあまり得られませんでしたが、候補地の一つとしてはありだと思います。また城や、窯跡とは違った遺構を確認できたのはいいことだし、杉にしろと比較できた事も良かったのではないかと。

とりあえず、山登りしんどいです。
kawara.jpg





by qasireu
考古研報告 | comments (0) | -

Comments

Comment Form